2014年12月15日 羊の小物入れ
ポーセラーツ長野 横山まゆみです。オープンから2か月半、皆さまのおかげで連日サロンの中は笑い声が溢れています。本当にありがとうございます。始めてのレッスンの時は固まっていた皆さんでしたが、今ではスムーズにレッスンして楽しんでいる様子が嬉しいです。今日は近頃私が感じる事を書きますね。それは転写紙を貼り過ぎてしまう方が多くなっているように感じます。私も経験があるのですが、慣れてくると転写紙をペタペタ貼るのが楽しいんですよね。 「わぁ~ステキ!」 と思って作業の途中で暫く目を離したら「あらあら、どうしたの?」になっている時があります。(私は「ペタペタ貼りたい病」と言っています) だんだんエスカレートして当初のデザインも無視しひたすらペタペタ貼りたい病になってしまうんですよね。ストップがきかない状態★ そんな時は一度作品から遠く離れて見る事をお勧めします。手元で作業しているので白磁の空白スペースが気になったりしますが、遠くで見るとバランスが良く分かります。(白磁の白の空白スペースを含めての作品だと思います) TVでフラワーアレンジメントと生け花の違いについてトークしていましたが、フラワーアレンジメントはその花が美しく見えるように、生け花はその周りの風景(掛け軸・庭・床の間)も含めて花を楽しむものだとの説明。 な~るほど、納得しました。ポーセラーツも同じですよね。食器を作るときはお料理の盛り付けやお料理が美味しく見えるように、飾り物の時には置く場所周りに溶け込むかなど・・・作品づくりだけに熱中しすぎず、ちょっと視点を変えてみると違った作品もできますよ。ごめんなさい。長くなりましたが今日の作品は来年の干支の羊を♡の中に可愛らしく入れてくれたHさんの作品です。周りにバラの小花が付いていると「どうしたらいいの?」と困ってしまいますが、Hさんは前回レッスンしたスポンジングを丁寧にやっていました。ソフトな感じが伝わってきますね。来年に活躍の小物入れです。...